膨らまない夜、スコーンを焼く。失敗よ、ありがとう。
いま、パン焼きにハマっています。
10年くらい前に買ったパナソニックのホームベーカリーをフル活用。
新婚当初にホームベーカリーで食パンを焼いていた時期がほんの短期間あったものの
子供が生まれてからはお蔵入り。
何年かに一回登場するかしないか、 という状態でした。
朝に手作りパンを焼くママ などという、おしゃれな生活については
とうていムリ〜と諦めていた感があったのですが、
最近少し余裕が出来、
チャレンジしてみるか!
と、今更ながらせっせと新たなパンに挑戦してます!
レパートリーは
シナモンロール、リンゴパン
そしてちぎりパンなど。
ホームベーカリーで捏ね上げられたパン生地を取り出す瞬間が好きなのですが
なんと、開けてみると、
エッ!!!
、、と、なったことがあります。
失敗①
前回は、開けたら粉のまま!
ナニコレ?
牛乳の入れ忘れだったよう。
そんなときは、牛乳入れてから、また一からコース設定。
何事もなかったかのように捏ねていきます。
失敗②
そして今回は…
蓋を開けたら、ものすごーく固まった団子状の生地が。
やばい、
どうやらイーストを入れ忘れたよう。
生地成型のお手伝いを待ち構えていた子供たちからは、冷たーいまなざしが注がれました。…ごめん。
もはやイーストを入れることはかなわず、
いろいろ焦って検索したら、「ベーキングパウダーを入れてこねてスコーンにする」というアイデアを発見。
これしかない。
というわけで、
夜中、まったく膨らんでいない固い生地にベーキングパウダーと水でしゅわしゅわにして揉みこみ、スコーンを焼くことになりました。
息子の日記
「きょう、おかあさんが、パンにイーストをいれわすれ、ぜんぜんふくらみませんでしました。」
「あしたのあさは、グラノーラ。」
ごめん、息子よ。
失敗ばかりしている母のパン焼きですが、
子供たちに失敗する姿を見せることができた!と前向きにとらえることにしよう。
パンは、水を入れ忘れても、なんとかなるんだ。(やり直せば)
パンは、イーストを入れ忘れても、なんとかなるんだ。(パンにはならないけど)
そして、きっと思い出に刻まれたであろうこの大失敗の出来事によって
子供たちの頭の中には「子供の頃、お母さんがパンを焼いていた」という記憶はきっと残る。
失敗よ、ありがとう。
すばらしき失敗続きのパン作り。
いつかきっと、おしゃれにさらっとパンを焼くママになります。