たよりのある暮らし

共働き40代ワーママ。親子で学び・体験しながら暮らしてます。

応援!ウーバーイーツに載らない地元飲食店、テイクアウトのすすめ

 飲食店が厳しい。そんなニュースがよく聞こえてきます。

大好きな地元飲食店を応援するためにどうしたらよいか

考慮する点も含めてまとめてみました。

 

 

 

1.地元飲食店を応援しよう!

f:id:hananokosodate:20200506120404j:plain

地元の飲食店も、シャッターが閉まり「しばらくの間休みます」の張り紙が出ているところが目に付くようになりました。

その一方で、

テイクアウトを始めたり、営業時間を短縮したりしながらも、なんとか毎日営業を続けているところも。

 

家賃・人件費の支払いは、収入がなくても発生します。

この状況が長引くことで、収支マイナスにより廃業する飲食店が多く出るということが予測されています。

 

週末の楽しみ、今日はどこに食べに行こうか、というささやかな外食の楽しみを支えてくださっていた地元の飲食店がなくなってしまわぬように・・・

会社員のわれわれに出来ることは、できるだけ意識的に飲食店を利用し、彼らにキャッシュを還元すること。

 

さて、とはいえこの状況で、家族で飲食店を訪れて利用する、というのはかなり難しいですね

テイクアウト または、宅配 での利用がよいと思います。

 

2.ウーバーイーツではできない理由

町をあるけばすぐにウーバーイーツの配達お兄さんを見つけられるくらい、

いま流行っているのがウーバーイーツ

 

ざっくりいうと、サイトから、近くのお店を検索しメニューを注文でき、あとは待つだけ

おうちにいながら、

ピザの出前みたいな感じでいろんなお店の味が楽しめるサービスですね。

 

さて、うちもこの機会に、地元応援のためにウーバーイーツ利用しようかな?・・・

と思ってサイトを見てみたんですが

 

登録されているお店が、とても少ない

そして、どちらかというと、大手チェーン店が多い ことがわかりました。

 

ウーバーイーツの仕組みとして、メニュー料金にプラスして手数料、配送料が発生します。また、公表されていませんが、登録する飲食店側にも手数料がかかってくる中抜きの仕組みのようです。

あくまで素人の見立てですが、現時点で個人店の登録が少ないのは、ITリテラシーの問題もあるかもしれませんが、個人店ではこの手数料が利益に見合わないのかもしれません。

 

大手のすしチェーンやファーストフード店などは、ウーバーイーツで利用可ですが、

それでも店舗での購入より割高になっているとのことです。

それを勘案しても”絶対に家から出ない”を徹底されている方は、ウーバーイーツが便利だと思います😊

 

3.地元飲食店で、テイクアウトをやってみた

f:id:hananokosodate:20200506142011j:plain

いきなり行っても難しかったり。

 

うちの場合、徒歩10分かけて歩けば、地元飲食店がたくさんある状況で

一日に朝昼夕と運動がてらの散歩をしています。

 

なので、散歩がてらのテイクアウト購入 のほうが、歩くことにもなり、むしろいいのでは、と思えてきました。

もちろん、マスク着用と、店舗には長くとどまらないことは必須条件です。

 

 

連休のある日。

 

よし!今日のお昼はテイクアウトでなにか買ってくるから!

 

と、家族に宣言してマスク姿で買い出しに。

 

営業中の飲食店は、わりとあるようで、

壁には「テイクアウトできます」の文字。

どこも扉があいていて、OPEN! WELCOME!っぽい雰囲気。

 

…でも、

あれ?

 

いざ、入ってみると、

中はひっそり 1組の客がいるだけ。

厨房の不愛想なシェフは、とっても忙しそう…。

 

お店:「いらっしゃいませ~ おひとり様ですか?」

 

私:「いえ、あの。 テイクアウトしたいんですけど、どれくらいかかりますか?」

 

 

お店:「あ、テイクアウトですか…。 時間は、つくるメニューによります。」

 

私:「えっと、じゃ、テイクアウト用のメニューなにがあります?」

 

店:「いや、テイクアウト用のメニューはないんです、通常メニューのなかから、注文してもらって、つくりますから…。」

 

な、なるほど!

つまり、私の入ったこのお店では

通常と同じフローで注文し、それを食べずに持ち帰る =テイクアウト 

という形をとっているようでした。

 

準備不足!ちょっと時間もかかりそうだったので、この日は退散。後日また注文します、としてメニュー表だけもらって帰ってきました。

 

 

地元飲食店のテイクアウトのコツ

 

f:id:hananokosodate:20200506141523j:plain

他にもいくつかお店をまわってみて

一概に言えることは

 

・OPENな見かけは、換気のため扉を開放しているためで、中はひっそり。

・人手を絞っているから、注文が入るとめっちゃ忙しい。突然の対応は、無理。

・テイクアウトできます=すぐには無理です

 テイクアウト用のお弁当を予め作っているところは、だいたい前日予約・事前予約が必要。

 通常メニューをテイクアウト対応しますのところは、その場(または店の外など)で、”できるまで待つ”必要がある

 

今日はテイクアウトにしよう! というピザの注文ばりの思い付きでは、

地元の個人店の応援は難しいのですね。

 

でも、そりゃあ、そうですね。

この厳しい状況下、人手・食材をロスなく回すことで費用を切り詰めている飲食店さん。

 

われわれも、これまでの思考を変えて、

計画的な、テイクアウトの利用 をしていく必要があります。

 

前日までに、明日の昼のPLANを決める。

 

これって、難しくはないんですが、いままでやったことがないですよね。

わたしもランチに何食べたいかは、その日の食べる直前の気分で決めていたな・・・。

 

でも、これこそがNEWリアリティ。

 やったことがないことも、やってみれば、いつか当たり前になる👍

 

4.利用しやすいテイクアウトとは

結局、テイクアウトチャレンジの初日、購入したのはハンバーガー屋さんでした。

予め具がサンドされてパッキングされた状態で、店頭販売されていた持ち帰りセットを何種類かと、ポテトを買って帰りました。

 

消費者側からして、テイクアウト利用しやすいお店とは。を考えてみました。

 

f:id:hananokosodate:20200506143028j:plain

「テイクアウトできます」の張り紙だけでは不十分。

◆どんなテイクアウトメニューがあるのか? 

◆当日注文可?待ち時間はどれくらいか? 

 当日不可の場合、いつまでに注文するのか?

 

できれば、お店の中にとどまる時間を最小限にしたい人にとって、

お店に入る前にこのような状況を知りたいというニーズがあります。

そして、人手を削っているお店にとっても、全情報開示しておいたほうが、不要なやりとりで時間をとられません。

 

前述のお店であれば

「お店全メニューテイクアウトできます。

 ご注文をうけてから作りますのでお時間いただきます」

 

または、

もうテイクアウト対応するメニューを2-3種に決めておき、

 

「テイクアウトメニューあります。

 本日の日替わりテイクアウトメニュー

 A:XXXXX、B:△△△ 

 ご注文を受けてからつくりますので、だいたい10分くらいかかります」

 

というように、張り紙内容を変えると、わかりやすいと思います。

 

テイクアウト専用メニューがありがたい。

ちなみに、全メニューから選ぶ、というのは

お店での飲食でその体験を楽しむうえではいいのですが

テイクアウトとなると、多種多様なメニューから選ぶのがかなりおっくうになります。

 

おすすめの2-3種にして、できればお弁当のように主食主菜副菜組み合わせての提案としたほうが、オーダーをとれるのではと思います!